木造建築のパラペット頂部において、防水と壁内通気を確保する換気用部材

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HEADベストセレクション賞選評

木造住宅では, 外壁の通気を確実に確保して、壁内の湿度をコントロールすることが、建物の断熱性能、耐久性を維持する上で重要である。しかし、外壁の通気層は、漏水の原因となりやす
い。

ハウゼコのアンタレスミニは、バルコニーなど壁上部につける笠木において、確実な通気層の確保と漏水防止を両立させる画期的な製品である。目に見えない部材が, 実は住宅の性能を担保し ている。材料の裏面性能まで、真摯な性能追求をするハウゼコの企業姿勢は、とても頼もしい。
（早草睦惠、セルスペース）

メーカーよりコメント

現在、住宅のバルコニーの手摺壁の上端部の納まりは、大きく分けると防水優先の密閉系か、通気・換気優先の開放系の二つに分かれる。密閉系の納まりは防水性は良いが結露リスクが高い。開放系の納まりは通気性･換気性は良いが漏水リスクが高い。特にルーフバルコニーの場合は結露量が大きく、開放系の場合は浸入した雨水がサッシ上枠に滞留しサッシフィンと防水テープの間から漏水する危険性がある。アンタレスミニは十分な通気・換気をしながら防水できる、両方の問題を解決できる笠木下換気部材である。

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