汐留プラザビル

建設地東京都港区
用途オフィス
用途地域商業地域
延床面積1912(m2)
主構造鉄骨造
階数地上11階
設計坂倉建築研究所+山本想太郎設計アトリエ
汐留に建つテナント・オフィスビル。都市景観に寄与するとともに、独自の表情のファサードを形成するため、アルミカーテンウォールの方立ピッチを500mm以下まで小さくし、特殊なフィン形状の押縁によって垂直線を強調しました。さらに、その繊細な雰囲気を壊さないよう、避難バルコニーのディテールも透明性のあるものとしています。また天空率による斜線制限緩和規定を活用して、可能な限りシンプルで大きな壁面を形成しています。
内部においては、特にセキュリティ設備への対応に注力し、オフィスの入口扉のディテール、夜間出入口の平面構成などに特徴を持たせています。11階の外部テラスは船のデッキのようなデザインとし、都市生活の快感を強調しています。

写真(左上より時計回りに):事務室入口、11階テラス、全体外観、エントランス夕景、11階事務室
写真:©(株)ミヤガワ