水戸N邸
所在地 | 茨城県水戸市 |
用途 | 専用住宅(夫婦2人世帯) |
敷地面積/地域 | 201.24(m2) / 商業地域 |
建築面積/延床面積 | 75.9(m2) / 97.2(m2) |
主構造 | 鉄筋コンクリート+鉄骨造 |
階数 | 地上2階 |
設計 | 山本想太郎 北村紀史 |
親世帯の北側に、息子世帯の住む離れを新築した住宅。ほぼ正方形の敷地に三角形の配置計画としたのは、南にある母屋の影を避けて可能な限りの日照を得ることと、庭に対する開放感を重視した結果です。また北側道路に対して閉鎖的な一階部分に対して、二階部分は北側の壁を開いて大きく開放できるように計画しました。敷地に対して斜めに構えた部屋は、開放した場合にも周囲の建物と正対はせず、独特の領域感を生み出します。
コンクリートの大壁を、ジグザグ・リブのあるがっしりした構造体として全ての水平力を負担し、内部は耐力壁のない自由に連続する空間としました。
キッチン、洗面台は、ステンレス製の特注品です。