足滝公民館

会場越後妻有アートトリエンナーレ2006「空家プロジェクト」
所在地新潟県津南町足
用途展示施設(会期中のみ)
延床面積144.1(m2)
既存建物木造2階建
施工上村住建
アーチスト池田光宏・原すがね
設計山本想太郎設計アトリエ
公民館をイベント期間中、アート空間に改修した作品です。
外観
池田光宏:Pop-up Project 天井裏を覗く
Pop-up Project 天井裏
Pop-up Project ステージ下のモニターに除いた人の顔が映し出される
設計図の上にアーチストが加筆した断面図
2階で展開された池田氏のPop-up Projectは天井裏を覗いている人の顔を映像で流す、というものですが、お客様にに天井裏を覗いてもらうための動作空間の設計においては、ステージ、天井形状、階段などの寸法がかなり重要で、設計図面レベルで建築家とアーチストが綿密に打合せをしつつ決定しました。
施工においては一度、天井を全面撤去した上で、あらたに高さや形状を調整した天井を設けました。覗いている人同士が顔を見合わせる演出のため、天井を横梁の上まで折り上げ、その部分においては天井下に切り取られたように梁が見えてきています。
原すがね:彼岸の家
1階は逆に部屋の形状をプレーンに整えた上で、原氏の作品が設置されました。