「ラムダスタンダードパネル」 昭和電工建材株式会社

HEADベストセレクション賞2012受賞製品
ラムダスタンダードパネル 昭和電工建材株式会社(2023「株式会社レゾナック建材」に社名変更 )
※2015ラムダ事業を神島化学工業株式会社に譲渡。

HEADベストセレクション賞選評
押し出し成型セメント板の外装材として、一般住宅から施設などまで広く使われ続けてきた実績がある製品。強度、耐久性に優れ、また防火、準耐火構造への対応など汎用性も高い。またセメント素地の風合い・色調を残したシリーズは素材そのものの魅力を示しており、そのような外装材が少ないなかで、貴重な選択肢であるといえよう。嵌合形状や耐久性など細部の改良がなされてきていることも評価に値する。(山本想太郎、山本想太郎設計アトリエ)
メーカーよりコメント
意匠性でも、ラムダは高い評価を受けています。豊富なバリエーションを活かした「組合せ外壁デザイン」という独自のデザイン展開により、施主様の個性や感性を反映した外観演出を実現。理想の建物づくりに貢献しています。
素版から化粧パネル、そしてブリックへと。
1978年のデビュー以来、ラムダは外装材の分野で着実に進化を重ねてまいりました。よりよい性能と、先進のデザインとの融合。
昨日から今日、そして明日へ。ラムダのDNAは常に新しいステージを目指し続けます。
HEAD会員建築家コメント
もっとも標準的なセメント系サイディングの定番である。当初は工場の外装などに使われていたが、中空パネルの強度と軽さ、乾式構法による通気層の確保、セメントの素地を活かした静謐なテクスチャーなどによって、1990年代以降、サステイナブルな住宅にふさわしい外装材として徐々に浸透している。(難波和彦、難波和彦+界工作舎)


軽量でありながら外壁としての十分な性能を持つ大変優れた製品だが、唯一の難点は長手方向のジョイントの止水をシールに頼らなければならないこと。ここを解決できれば、さらに進化することができると思う。(中村研一、中村研一建築研究所)


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