筑摩書房展示ブース

会場第15回東京国際ブックフェア
所在地東京都江東区 東京国際展示場
用途展示ブース
会期2008年7月
主催筑摩書房
アーチストカン・アイラン
協力ユミコチバアソシエイツ
植物プラン有馬恵子
設計・展示構成山本想太郎設計アトリエ
東京国際展示場(ビッグサイト)にて開催された、第15回東京国際ブックフェアにおける、筑摩書房の展示ブース。アーチスト、カン・アイラン氏とのコラボレーションによる光る本の空間シリーズの展開です。
約4×10Mの面積で、筑摩書房の全出版物を展示・販売すると同時にイベントも行い、さらにコンセプト展示部分、バック・スペースをレイアウトするという設計でした。
南洋堂書店の展示と同様、実際の本と光る本のアートが混在する空間ですが、今回はその2つを同一の棚に並べるのではなく、視覚的にオーバーレイ(重ね合わせ)するような構成としました。ブースを訪れたお客様は、この多層空間の間に入り込みます。こうして内部・外部の境界があいまいな展示ブースという空間の特徴を強調し、見るだけでなく参加する感覚を喚起する展示を意図しました。