日本建築家協会(JIA)デザイン部会主催シンポジウム

 「写真と建築」

おかげさまで、大盛況のイベントとなりました。ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。

鷹野隆大 04.09.12

<04.09.12> (c)Takano Ryudai  Courtesy of Yumiko Chiba Associates, Zeit-Foto Salon

小川重雄 工学院大学弓道場

<工学院大学弓道場>(c)Shigeo Ogawa

 

ある場所に固定されて動かない「建築」表現の伝達は、写真や映像といったメディアにも大きく依存します。それゆえそれらのメディアにおいて表現された質が、その建築自体の質として広く認識されることもよくあります。場所や時間、状況と深く関わりながら生み出される建築や都市が、それらと切り離された「写真」に変換されるその瞬間に、一体何が起きているのか。建築表現の本質に関わり続けるこの問題について、建築表現と写真表現を重ね見ている「写真家」「建築写真家」「建築家」という3つの視点からプレゼンテーションと議論を行います。

 

当シンポジウムは「アーキテクツ・ガーデン2014」の関連企画です。

一般公開シンポジウムですので、どなたでもご参加いただけます。  チラシ

 

日時:2014年6月24日(火曜日)18:30~21:00(20:30~21:00は懇親会)
会場:JIA館1F 建築家クラブ(東京都渋谷区神宮前2-3-18) 地図
参加費:一般1000円、学生500円(懇親会費を含みます)

参加申込:事前申込制 (定員60名。申込多数の場合は先着順)

 

継続職能研修(CPD)プログラム:ID:00085387 3時間

協力:ユミコチバアソシエイツ

INFORMATION

出演者

 

鷹野隆大鷹野隆大(たかのりゅうだい)
写真家 / 1963 年福井県生まれ / 2006 年にセクシュアリティをテーマにした写真集「IN MY ROOM」で第31 回木村伊兵衛写真賞を受賞 / 2011 年には日本の都市景観を日常性の中で捉えた写真集「カスババ」を発表/性や都市といった身近な事柄に内在するシステムを探る作品を発表している

http://www.ycassociates.co.jp/jp/artist/鷹野隆大takano-ryudai/

小川重雄小川重雄(おがわしげお)
建築写真家/日本大学藝術学部写真学科非常勤講師/法政大学デザイン工学部建築学科研究科兼任講師/1958 年東京生まれ/1986 年株式会社新建築社入社/1991 年~2008 年新建築写真部長/ 2008 年に独立、小川重雄写真事務所設立/世界各地の現代建築、古建築を撮影し続ける

http://ogawa-studio.com/

山本想太郎山本想太郎(やまもとそうたろう)
建築家/日本建築家協会デザイン部会長/東洋大学非常勤講師/明治大学兼任講師/工学院大学非常勤講師/ 1966 年東京生まれ/ 1991 ~ 2003 年坂倉建築研究所勤務/2004 年より山本想太郎設計アトリエ主宰/現代建築から社寺、アートまで多様な設計・制作活動を行う

http://atyam.net/

 

出演者紹介