HEADベストセレクション賞
HEADベストセレクション賞は、一般社団法人 HEAD研究会、タスクフォース2にて毎年度選定される、「優れた建築を生み出すことに貢献しうる、優れた建材・製品」に与えられる賞です。2011年10月6日に第一回表彰式がとりおこなわれました。2011度の受賞製品をご紹介します。
第一回(2011年度)HEADベストセレクション賞選考委員会
松永安光(近代建築研究所)、渋田一彦(日建ハウジングシステム)、大島芳彦(ブルースタジオ)、村口峡子(村口峡子デザイン事務所)、本間美紀(住宅ジャーナリスト)、三沢亮一(ミサワアソシエイツ)、中村研一(中村研一建築研究所)、木島千嘉(木島千嘉建築設計事務所)、山本想太郎(山本想太郎設計アトリエ)
「ハーフバスルーム(PYP1650,1600)」 TOTO株式会社
壁・天井の仕上げ材を自由に選択できるTOTOハーフバスルームは、ユニットバスの防水性能の利点を活かしながら、製品として独立したものではなく、素材や雰囲気など住宅全体の空間イメージの流れを構成する部品にできるため、長きにわたって多くの建築家の設計に用いられてきた。その点で、今回の授賞対象として極めて相応しいと判断された。(山本想太郎)