建具ノモリ＋大地の市　制作記録

１１.　大地の市スタート
「建具ノモリ」のなかには、週末を中心にお店が出ます。「大地の市」と名づけられたこの屋外市場こそがこのアートの完成形です。なにしろ屋外なので天気にも左右されますが、地元の野菜や飲み物、民芸品などをアートの中で買うことができます。芸術祭オープニングを迎えたこの日も、多くのお客さんにおいでいただきました。ありがとうございました。

１０.　建具ノモリ完成
「建具ノモリ」完成です。赤いブースは大地の芸術祭の津南本部となるもので、大地をイメージした色をシンボルカラーとしました。最後は外部塗装だったので天気が心配でしたが、何とか雨の合間を縫って塗装を終えることができました。あと一週間でいよいよオープニングですが、それまでの間にお店が入って「大地の市」が作られます。

９.　現場で組立作業
現場に乗り込み、組み立ての開始です。天気は雨ですが、7月下旬スタートの大地の芸術祭では毎度おなじみの状況なので、動じることなく作業を進めました。それでもやっぱり雨の影響はあり、若干作業は遅れ気味です。この週末でなんとかアートの一階部分はほぼ完成。来週末には、いよいよ「建具ノモリ」部分の完成を目指します。

８.　塗装あと一息
建具の塗装作業も、いよいよもう少しです。完成した建具が積みあがり始めました。しかし写真に写っているのは全体の3分の1程度。全体ではかなりの量になります。

中央の写真は、地元の方々と、津南町でアート制作中のアーチストとのバーベキュー・パーティー。写真右端は津南でいくつものアートを展開している本間純さんです。

敷地にはいよいよ砂利敷が施されました（この写真のみ7月7日）。

７.　塗装作業
建具の塗装作業が続きます。約270枚の建具の塗装となりますので、作業量も膨大です。でも作業のペースも大分つかめてきており、現時点で塗装作業全体のだいたい60％くらいが完了しました。今月中には塗装作業を終えて、7月に入ったら現場で組み上げの予定です。

右の写真は、地元から差し入れていただいたハーブティーです。

６.　計測とブースサンプル
左の写真は、毎回おなじみの建具の調査作業の風景です。壊れていたり寸法の合わない建具は使えませんので、すべて計測・確認します。本日で調査は完了し、ついに、必要な枚数の建具が揃ったことが確認できました。これから６月中は２７０枚ほどの建具をひたすら塗装します。

また現地の運営メンバーである「津南アートもりあげ隊」の皆さんが、ブースでお店をやる際のレイアウト見本を作製してくれました。すごく楽しそうです！

５.　作業開始
作業を開始しました。廃校となった小学校の校舎をお借りして、まずは建具の清掃と状態確認。現時点で270枚ほど集まっている建具を清掃して、番号をつけ、寸法と状態を記録していきます。それが終わったものから、順次、塗装を始めます。 作業に参加して下さっているのは、津南町の地元のボランティアの皆さんと、東洋大学建築学科の大学院生の有志です。

４.　モックアップ
使用する建具は、2006年のアート以来再利用をしているもので、津南町の小学校に保管させていただいています。まだ作品全体に必要な枚数が足りないので、募集中です！！

農と縄文の体験実習館「なじょもん」に「建具ノモリ」の一部を制作しました。これは「大地の市」の出展者募集のために、しばらく展示されます。

３.　変更案
敷地や販売ブースなどの条件にに合わせて作成された変更案。この案で進めようということになりました。しかし問題点は、傾いた形のブースとなるため、図面やパースではその空間の感じがお伝えできないことです。そこで、近日中に実際にブース部分のモックアップを制作してみようということになりました。

２.　敷地調査
１１月９日：大地の市の敷地（予定地）を視察しました。新潟県津南町の中心に近い場所です。この後、実測調査や打ち合わせなどで数回敷地を訪れました。

２月１１日：津南町の大雪で敷地も埋まっています。雪の集積場になっているため、最深部は7－8ｍに。

１.　応募案
大地の芸術祭　越後妻有アートトリエンナーレ2012の企画発表会が行われました。

公募で作成した案「建具ノニワ」は室内作品だったのですが、総合ディレクターの北川フラムさん（写真）のアイデアで、「大地の市」として屋外で制作することになりました。「大地の市」は、芸術祭の期間中実際に地元の名産品などを販売する市場です。今回のアートはその市場全体のデザインという規模の大きなものになります。