みちの名前プロジェクト
in AOBA+ART プラたま
所在地 :神奈川県横浜市青葉区美しが丘
用途 :アート作品、看板
素材 :木材+ガレージミラー
設計・施工 :山本想太郎設計アトリエ
神奈川県横浜市青葉区美しが丘の、閑静な住宅地を舞台として毎年開催されているアートイベント「AOBA+ART」への出品作品。
2015年度は「美しが丘の特徴的な地域資産である遊歩道の可能性を探る」をテーマにしたツアー形式での開催でした。この作品は、「各遊歩道に名前をつけよう」というまちづくり提案プロジェクトであり、ツアー参加者も遊歩道名を考えました。
斜面地に開発されたこの住宅地のもうひとつの特徴である、土留めの擁壁。その間知(けんち)石の積み方を模してガレージミラーを設置したアートが、道の名前を示す看板となっています。凸鏡面の看板には遊歩道と自分自身の姿が映りこみます。道行く人やツアー参加者に、この場所と自分の関係を意識するなかで、相応しい名前を考えてもらうことを意図しました。
(2016年1月16日から24日まで展示)
擁壁に根を下ろす草をイメージした葉っぱのアクセサリー