日本建築家協会(JIA)シンポジウム
「アート表現と建築表現」
・・おかげさまで大盛況で開催終了!
開催主旨: 建築が芸術表現の一形態であることは言うまでもありません。しかし現代、「建築表現」の意義については、社会、あるいは建築家の意識においてもゆらいでいるように思われます。「建築表現とはどのような芸術であるのか」という問いかけは、「今建築(家)が表現すべきものは何であるか」という問いかけでもあります。この公開シンポジウムは現代アート表現の視点から建築表現の相対化を行い、それぞれの特質を浮き彫りにしようという試みであり、現代アート、建築の双方と関わりながら表現活動を行っているアーティスト、建築家によるプレゼンテーションをきっかけに議論を展開いたします。(CPDプログラムID:0006220、単位2h) チラシ
主催:日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部 デザイン部会
日時:2013年6月29日(土)15:00--18:30(17:30--18:30は懇親会)
会場:JIA館1F 建築家クラブ(東京都渋谷区神宮前2-3-18)
参加費:1000円(懇親会飲物代含む)
参加申込:事前申込制(定員70名。申込多数の場合は先着順)
<一般公開シンポジウムですので、どなたでもご参加いただけます>
出演者
尹煕倉(ゆんひちゃん。アーティスト。多摩美術大学工芸学科准教授)
1963 兵庫県に生まれる
1988 多摩美術大学大学院美術研究科修了
1995 文化庁芸術家在外派遣研修(イギリス)
1997 イギリス レスタシャーのレンガ工場で3ヶ月滞在し制作。
「在る、素材、手、空間」を主題に、陶を素材にした立体と、陶を粉にして描く陶粉画や陶板を制作
高浜利也(たかはまとしや。アーティスト。武蔵野美術大学油絵学科教授)
1966 兵庫県姫路市生まれ
1990 武蔵野美術大学大学院修了
1998-00、2005~06 バンコクにて滞在制作
2001 『Bangkok Lotus Project』VOCA奨励賞受賞(上野の森美術館)
2006 『小出の家』越後妻有アートトリエンナーレ/井出創太郎+高浜利也 (新潟県十日町市)
2008-現在 『落石計画』/井出創太郎+高浜利也(北海道根室市旧落石無線送信所跡)
2013 『Railway』京都版画トリエンナーレ(京都市美術館)ほか個展、グループ展多数
曽我部昌史(そがべまさし。建築家。神奈川大学工学部建築学科教授。みかんぐみ共同主宰)
1962 福岡県大牟田市生まれ
1988 東京工業大学大学院修士課程修了
1988-1994 伊東豊雄建築設計事務所
1994-1995 東京工業大学建築学科助手
1995 みかんぐみ共同設立
2001?2006 東京芸術大学先端芸術表現科助教授
2006- 神奈川大学工学部建築学科教授
山本想太郎(やまもとそうたろう。建築家。山本想太郎設計アトリエ主宰。JIAデザイン部会長)
1966 東京生まれ
1991 早稲田大学理工学研究科(建築専攻)修士課程修了
1991-2003 株式会社 坂倉建築研究所 勤務
2003- 南泰裕、今村創平とプロスペクター・アソシエーション共同主宰
2004- 山本想太郎設計アトリエ主宰
2005-2009 『Detail Japan』誌、技術翻訳総監修
現在 東洋大学非常勤講師、明治大学兼任講師、工学院大学非常勤講師